特定医療法人 社団法人潤恵会 敬仁病院

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胃カメラの検査について

上部消化管(胃カメラ)検査をやりましょう。と言われた時の気持ってどんな感じですか 大丈夫かなと思う気持ちって2通りあると思うのです。1つは検査その物への大丈夫かなという気持ち、もう1つは検査結果を聞くまでの大丈夫かなと言う気持ちです。 ここには、検査に対する「大丈夫かな」を少しでも軽減できたらいいなと思い、少し書いてみました。

現在胃カメラの検査には、口から挿入するタイプと鼻から挿入するタイプがあります。 当院では、口から挿入するタイプのみの検査を行っております。 口から挿入するタイプでも胃カメラのメーカーや機種によってカメラの太さに若干ですが違いがあります。

カメラは、「太いより細い方で検査を受ける方が楽」なのかもしれません。 当院の医師も細い方が絶対楽でしょうと言っています。 職員である自分が、当院で現在使用している胃カメラ(カメラの太さ10.2ミリ)と最新型の胃カメラ(カメラの太さ6.5ミリ)の両方で検査を受けてみました。(現在胃が荒れやすい薬を服薬中です) 検査を受けて思った事それは、「どちらが楽なのか良く分からなかった」と言うのが正直な感想です。

胃カメラ検査を辛くないように受けるために

検査の前処置
キシロカイン(歯科医で使用する麻酔薬と同じもの)液のうがいをしっかり行いましょう。 喉の感覚を麻痺させる事で、カメラが喉を通過する時の辛さを軽減させられます。
(病院によっては、キシロカインビスカスと言うゼリー状の物を使用する場合もあります)
顎を少し下げて、顔(首)を後に反らさないようにしましょう
検査を嫌がってしますとどうしても顔を後にそらせてしまう方が多いのですが、顔を後に反らせてしまうと口の中に溜まった唾液が気管に入り、むせてしまう事が良くあります。(検査後に「結構むせていましたが、大丈夫でしたか・検査辛くなかったですか」とお尋ねしますと覚えていないと言われる事も多いですが) むしろ顔を前の方に突き出して唾液をだらだら垂らす位の気持ちで挑むと、むせにくいです(唾液の出やすい方・出にくい方がいますけど)
静脈注射を受けましょう
病院によって違いがありますが、静脈注射を行って検査をする施設が多くなっていると思います。当院で使用している注射の中味は、麻酔の一種でボーっとする作用があります。(検査を心配していて睡眠不足だった方は、眠ってしまうかもしれません)
自分が検査を受けた時は、注射をしないで行いました。でも、キシロカインのうがいは、2分間行いました。(眠ってしまうとどっちが楽か判定出来ないので)
医師を信じましょう
医師の腕を信じてリラックス・リラックス。緊張のあまり体がガチガチだといくら静脈注射をしても、薬の効果が出にくいものです。薬の量も決まった量しか使用できませんので、「ゴメンなさい辛いかもしれませんが検査を初めていきます」と言われちゃいます。

当院での上部消化管(胃カメラ)検査と流れ

胃カメラ検査を行う曜日は、火曜日・水曜日・金曜日の午前中が基本です。 もちろん至急を要する場合は、午後及び他の曜日も検査を行う場合があります。 現在胃カメラを担当している医師は1人ですので、予約はなるべくお待たせしないよう に6名までを基本としています。他の曜日で行う場合は、院長が代わって行います。 来院して頂いた時に検査の説明と予約をします。その後に感染症の検査を行う為の採血をさせていただきます。

検査当日の患者様の行程

  1. 前処置を行います
    • ガスコン液を100CC飲んで頂きます
      (胃の粘膜に付いた粘液など溶かす作用があり消泡剤と言います。)
    • キシロカイン液5CCを口に含みうがいをします。
      (このうがいが胃カメラを飲む辛さを軽減してくれます当院では、最低でも1分間のうがいをお願いしています。2分間のうがいが出来たら完璧だと思います)
  2. 胃カメラ検査の準備です
    • ベッドに寝ていただき血圧と呼吸状況を測らせていただきます。静脈注射をすると血圧が若干低くなり呼吸も浅くなるためです
      (当院では、静脈注射を使用して検査を受けるか、使用しないで受けるかお聞きしていますが、消脈注射使用での検査をお勧めしています。しかし検査後に車の運転や細かい内容の仕事をなされる方には、お勧めできません)
    • 血圧の計測が終わりましたら左向きに体位を変えます
  3. この時点から医師が関わります
    • 口腔内にキシロカインの噴霧麻酔を行います。うがいがうまく出来なかった患者様には、多めに噴霧します
      (胃カメラが喉を通過する時が、違和感を強く感じますので噴霧麻酔を良くやって貰った方が、検査の辛さが軽減します)
    • 静脈注射を行うと共に口にマウスピースを咥えていただきます
      (この時、注射器を腕に刺したまま検査を行いますが、注射器は痛くない状態にしてテープ固定をしています。検査後に拮抗薬を使用するためです。)
  4. 検査に入ります
    • 検査の時間は、10分位で終わります。
    • 体制は、少し顎を引き気味にして鼻で呼吸をしていると比較的楽に出来ます 
      (注射薬が効いてくれる事を願いつつ少し時間を置きます。あまり効いていないようであれば薬の量を増やしますが、増量できる限度がありますのでそれでも効かない場合は、ゴメンなさい。なるべく辛く感じないようゆっくり検査を始めてきます)
      検査としての全工程は、30分ほどで終わると思います。
  5. 検査終了しました
    もう1度血圧を測定します。測定後に内視鏡室から処置室へ 移動します。移動時は、看護師が付き添います。 終了時に医師が拮抗薬を注入する事で、患者様の意識は、はっきりしますが、体の動 きがまだふらつく状態である為です。使用する静脈注射薬の特徴でもありますので、 心配いりません処置室でゆっくり休んで下さい。 30分ぐらいで薬の効果が無くなり意識も体の動きも元に戻ると思います。しかし、 検査終了後1時間は、飲食は出来ません。又、検査時に組織を採った場合は2時間飲 食を出来ません
  6. 休まれて体の状態が元に戻りましたら、検査の説明をさせて頂きます。
    説明は、検査時に撮影した画像を、一緒に見ながら行います。この時に投薬が必要であれば処方箋もお出しします。
    検査時に採った組織は、検査センターに病理診断をお願いするため、結果が出るまでに1週間程かかります。申し訳ありませんが、1週間後に再来院して、組織の結果を聞いて頂きます。
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